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評価制度とモチベーションの関連性

2024.08.01 事務所ブログ
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昨日、転勤で県外に赴任している息子と、久しぶりに食事をする機会がありました。彼とは、職域が一部隣接していることもあり、割とよくLINEでやり取りするのですが、直接会って話してみると、日頃あまり聞かない話も出てきて、なかなか有意義な時間となりました。

焼き肉を前に彼と話していると、何やらおもむろにケータイを触りだす。今の若者らしく、人との会話の途中でもケータイが離せないのか、と怪訝に思っていると、
「ほれ、これ、俺の給料。んで、これが現在の順位。で、評価制度はこうなっている…」と話し出すのです。仕事柄、評価制度については、業務範囲ですので興味津々で聞いていると、なかなか様々な工夫がちりばめられているなと感心してしまいました。

彼を見ていて思ったのは、評価制度自体にはそれでも、もろ手を挙げて褒めているわけではないものの、評価制度があること、また、それに基づいて給料が決まる仕組みがあるのは、大手企業では当たり前なんだということでした。息子がその昇給昇格システムと現在の報酬について語るときの満足した表情は強く印象に残りました。

彼にとって、評価制度は自らの報酬に直結する制度であり、自分の努力の達成度を客観的に把握できる指標ともなっているんだなと改めて感じることができました。この経験から、企業における評価制度の重要性を改めて認識した次第です。

中小零細企業はしかし、従業員が少なく、評価制度に頼るより、社長が見ていれば頑張ったかどうかわかるから…という理由で評価制度を入れていないところも多いのも事実ですが、明確な評価基準と報酬システムが存在すれば、従業員は自身の仕事に対する責任感を持ち、より一層の努力をするようになる、そういった一面もあるため、今後は、必要に応じて、積極的に提案していこうと思った次第です。

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