企業の特徴に合わせた業務フローの構築、年間業務カレンダーにて作業スケジュールを管理。給与計算業務をミスなくスムーズに行うため、業務フロー変更をご提案いただいた場合、業務の効率化と改善に向けてサポートします。
社会保険労務士事務所リジョイスでは石川・富山の企業様を中心に、労働保険・社会保険等の諸手続きを行ってまいりました。給与計算のアウトソーシングをご検討されている企業様はぜひ一度ご相談ください。
就業規則の改訂により煩雑になった有給の処理を解決した事例
規模
従業員数: 15名(クリニック)
課題(労務管理上の問題点・相談時の状況)
■労務管理上の問題点
有給休暇の取得が時間単位で認められており、事務処理が煩雑になっていた。
■相談時の状況
クリニックからの相談で、有給取得の事務手続きの適切な処理方法についての悩み。
提案内容(事務所からの提案)
1.就業規則の改訂: 「1時間未満の時間単位年休を認めない」という但し書きを就業規則に追加。
2.従業員説明会の開催: この変更について従業員に説明し、了解を得る。
3.激変緩和措置の実施: 直近の有給に限り「1時間未満の年休でも、合計して1時間になれば時間単位で与える」とする。
解決プロセス
ステップ1: 有給休暇の取得方法と事務処理の煩雑さの確認。
ステップ2: 就業規則の改訂案の作成と従業員への説明。
ステップ3: 改訂案の実施と従業員からのフィードバックの収集。
本件のポイント
労働者の不利益変更を避けつつ、効率的な事務処理のための就業規則の改訂。
従業員の理解と協力を得るための透明なコミュニケーションと説明。
労務管理の複雑さを減らしつつ、従業員の権利と利益を守るバランスの取り方。
この事例では、有給休暇の取得方法の見直しと就業規則の改訂を通じて、労務管理の効率化を図りつつ、従業員の権利を尊重する方法をお示しして解決に至りました。